ブロックチェーンの実証実験開始(ビットコインを利用したECサイト等)
弊社では、ビットコインを利用したECサイトの実証実験として、マラソン大会の参加料としてビットコイン受付を開始しました。 あわせて、仮想通貨であるイーサリアムについて、基礎研究を開始し、2016年7月28日に会社として初めてとなるスマートコントラクトを作成しました。
これまでのホストコンピュータ、クライアント サーバ型、クラウド型と進化してきたITシステムが「分散自律システム」という新たな段階を迎えたと感じています。
ITスキルのある個人の方には、特に日本において
- 技術者が少ない中、良い仕事が選べます。
大企業の方に関して、コスト削減と中間会社や判断を必要としない(正確には事前にきめスマートコントラクトに落とし込むことによる自動実行で)高速自動処理が実現できるかと思います。
データベースや、データセンター、ログファイル解析その他システム構築の定石が根本から変革され、それによって対応できない既存産業や企業は取り残されます。
大企業にとっては、
- 「一般公開のブロックチェイン」と、「プライベート(利用者範囲を制限した)ブロックチェイン」のどちらを使うか
- プライべ―トキーをどのように安全に管理するかと
- ITに不慣れなユーザーにどうプライべ―トキーを管理してもらうか
などが最初の鍵となります。
「1993年にインターネットで世の中がかわるとは 多くの人がおもっていませんでしたが、10年後、どうなったか。」、「iPhoneなどスマートフォンが登場したとき多くの人が 自分に必要かわからなかった今はどうだ」というのがブロックチェーン推進者の意見ですが、このたび実際に自社で経験し その言葉を理解しました。
■ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/2016/04/20160428003/20160428003.html